メディア太郎日記

メディア全般のリアル体験記事

コンコルドとサンクコスト

昨日は通販のことについてLTVを書きましたが、それにけっこう関わってるよな〜というコンコルド効果=サンクコスト効果についてお話ししたいと思います。

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音速飛行機のコンコルドがメディアとどう関係するんかい?

 

と思われたかたもいるでしょう。

コンコルドはご存知の方も多いと思いますが、イギリスとフランスが共同で作った音速の旅客機です。音速ということで、早いからみんな乗る乗る!ということにはならなかったわけで、なんと100人しか乗れないのに、

 

・全てがファーストクラス以上の値段。

・長距離を飛べない

・燃費がとてつもなく高い

・滑走路が長くないと離着陸できない

 

などの理由から廃止に追い込まれました。これ、聞いててちょっと思った方もいると思います。

 

「作る段階で採算が取れないってわからなかったの??」

 

ということですね。だって、地球の裏側まで行くのに、せまーいところに長時間いたくないからコンコルド作ったんですよね??でも、それも叶わない。じゃあ、乗らないよね。て、作る時からわかるだろ!と。そうです。こんな超ハイスペックなものは、そりゃ、英仏のエリートたちが揃って作ったんでしょうし、わかってたはずです。つまり

 

途中でやめれないじゃん

 

てやつです。やめてしまうと、誰かが責任を取らないといけなくなるからです。

計画に数億円かかったとしても、そこでやめていれば、その後の何千億円と、膨大な時間を削減できたわけです。

 

このようにある程度時間や労力を費やしたあとに「せっかくやったから」と思って続けてしまうことをコンコルド効果、またはサンクコスト効果とも言います。

 

通販で買った健康食品がなかなかやめられないのはこういう人間心理が作用してる可能性があります。

 

ましてや、日本企業の多くがコンコルド的な取り組みを捨てられないでいるのではないでしょうか?

そのせいでどれだけの無駄な時間とお金が使われているか・・。

 

「かなりの労力を使った」と思っても、その時点で辞めればコストと時間は最小限に抑えられます。勇気を持って辞めてしまえばいいのです。

 

私は、そもそも何かを成功させるプロジェクトとか、取り組みというのは、10のうち、7〜8個は失敗するか、トントンで終わると思っています。重要なことは、いかに色んなことに取り組み、スピーディーに選択と集中をするか。

PDCAって、そういうことだと思うのです。

 

あ、あとコンコルドに乗った人って、すんげえ高い金払ったのに、ちょっとしか乗れなかったなと思ったんじゃないかなあ〜??と笑