メディア太郎日記

メディア全般のリアル体験記事

ラスト10%の大切さ

今、アニメーションの仕事が佳境になってきました。

 

プレスリリースの作成や、配信、地上波でのPR、ホームページ、ポスター、解禁情報の管理、オーディション、制作会社・クライアントとのやり取り、請求書や契約書などの地味な仕事の数々・・。

ここまでくるのに本当に苦労しました。

 

プレスリリースひとつとっても様々な人の意見を聞き(時には忖度をしながら)、誤字脱字がないよう、解禁してはいけない情報がないか。それでいて、魅力的なリリースになっているか。

何時間も要する作業です。そして、どこに配信するかも非常に重要であり、時には会いに行くか、電話したりして、リリースを拡散させます。

 

 

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このプレスリリースの作業をしていると、横山秀夫さんの映画にもなった「クライマーズハイ」という言葉を思い出します。

 

クライマーズハイとは登山時に興奮状態が極限まで達し、恐怖感が麻痺してしまう状況。

 

最後の最後まで気を緩めずにやるということもさることながら、「あともうちょっと頑張れば成果が何倍にもなる可能性がある」ともとらえています。

 

例えばプレスリリースにしても、ギリギリまで

 

「読んでもらいやすい文」

「目を引くビジュアル」

「リリースが拡散するための仕掛け」

 

などを考えますし、リリース先もより多く出した方が良いですよね。

 

私自身、番組やCMが出来上がった時の気持ちは「ほぼ仕事が終わりだな」と感じたりします。やっぱり満足してしまうし、「ここまでやったんだから」「もう力を抜いてもいいだろう」という気持ちになってしまうのが人間です。

 

しかし、残りの最後の力を出し切る。100%ではなく、120%くらいまでやる。

そうすれば、クライアントや周囲の人間は予想の110%くらいで受け止めてくれるし、予想を上回るわけですから、驚き喜びます。「そこまでやるか」と言ってくれます。

逆に最後に力を抜くとわずか10%のために「フツー」の仕上がりになってしまうのです。

 

10%の上積みは最後の最後まで力を抜かずやり切るところに存在している。

私はいつもそう思っています。

 

ちなみに富士山に登ったことがありますが、クライマーズハイどころか、高山病で8合目で断念しましたw