メディア太郎日記

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キャッシュフローとカーローン

新型コロナウイルス(COVID-19)の第二波というべきものでしょうか。なかなか感染者が減りませんね・・。

重症患者が減っているという事実があるのですが、こうも毎日毎日感染者増の情報があると、医療機関にも、経済にも影響があります。

 

「コロナは風邪に近い」「致死率は低い」。確率論的には間違っていない気もするのですが、世界全体の感染者、死亡数など様々な数字を前に明確な判断ができません。

 

そういったものが全体として、「景況感」に繋がり、リスクを回避する行動が景気を悪くさせてしまう。

 

話題のGOTOトラベルキャンペーンも微妙な感じですね・・。

 

景気が微妙な時期には「現金・キャッシュ」を大切にしたいと思う人が多いと思います。

 

ところが、日本人ってやっぱりお金の使い方は上手く無いな?と思ってしまう時があります。

 

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ちょっと前にこんなことがありました。

両親が作業用の軽ワンボックスカーを買いたいと言って、知人に紹介されたディーラーについて行きました。

 

たしか新車のコミコミで140万くらいだったと思うのですが、そのディーラーの金利が6%前後だったのです。

両親はもう、「めんどくさいからそれでいよ」みたいなノリだったのですが、「ちょっと金利が高いな?」と思った私は銀行などのカーローンを調べました。すると一番金利が低いのがイオンのカーローンだったのです。

確か2%ちょっとだっと思います。

140万の年利2%なら低いな!と思い、イオンにしようとしたのですが、ディーラーさん、「イオンは審査が色々めんどくさい」とか言ってあまりオススメはせず、自分とこの6%のやつを勧めて来ます。

 

これにはおそらく理由があり、ディーラーと提携しているローン会社があるのでしょう。そこでローンを組めばお互いにウィンウィンというわけです。

車を購入する側も、そこで全てが完結するので、めんどうだからディーラーの勧めるローンにしがちなのです。

 

結果、イオンのカーローンは年金暮らしの両親でもすぐに審査が通りました。

カーローンというのはそれくらいユルく、もっと活用すべきだとホリエモンが言っていたことを少し思い出したのがきっかけです笑

 

そういうことで、イオンのカーローンにしたわけですが、次なる命題が現れました。

 

A.7年ローンだと月の払いが約16000円

B.10年ローンだと、月に約12000円

 

当然、トータルの払いは10万円前後10年ローンの方が高くなります。

 

あなたならどちらを選びますか??

 

おそらく、ほとんどの日本人がAを選ぶのではないでしょうか。

 

案の定、私の両親もAを選びました。若いディーラーさんも10年は長いですよね〜と言って来ます。

その理由はこの2点にあるでしょう。

 

・Bの方がトータルの払いが多いから

・10年払うより、7年払った方が早く楽になれるから

 

しかし、私は迷わずBを勧めました。

私の理由はこうです。

 

・トータルの払いは多くとも、月あたりの払いはBの方が安い。年額では約6万円も違う。

・3年長く払うことに抵抗感を感じる必要は無い。

 

月の払いが4000円も違うのです。年金暮らしの両親には7年先のお金よりも、毎月余裕のある生活をした方が良いでしょう。

4000円あれば、たまに二人で外食するなどの余裕が生まれます。

早く楽になりたいという心理から、7年間4千円を多く払い続けなければならないのです。

 

これは、「キャッシュフロー」という概念が日本人にあまりないことを意味していると思います。簡単に言えば、「現金」が大事なのです。

多少多めの金額を払おうとも、キャッシュのほうが大事なのです。

もしくは、キャッシュが大切とわかっていても、トータルの支払い額や「長く払うことがよくない」という固定観念が邪魔をするのです。

 

ここで、間違ってはいけないのはカードローンなどの10%以上もある金利のローンです。10%などになると、年利を払うだけで異常な金額になる。

この場合、短期間で払ってしまわないと、利息だけを返すような事態になってしまいます。

 

もう一つ、金額が高いものを買う時は年利を慎重に考えなければならない。一番良い例が住宅ローンです。

 

例えば4000万円の住宅ローンは年利2%だとすると、ざっくり年間の利息は80万円にもなります。1%違うだけで40万円違います。この場合は、金利と返済期間を別の考え方で慎重に考えなければならないでしょう。

 

ここでも、キャッシュの大切さを考えます。もし、手元に1千万の貯金があったとして、頭金で1千万全てを入れた方が得だという考え方があるかもしれません。しかし、ほとんどの人はそうしないのでは無いでしょうか。

おそらく、500万ほどを頭金にして、500万円を手元に残す。なぜこういう行動になるかというと、不測の事態や冠婚葬祭、もしくは子どもさんがいる方は高校、大学、結婚などに入り用になるので、キャッシュが大切なわけです。

 

もっと言えば、今は超デフレの時代です。デフレということは、お金の価値が高いと言えます。逆にこれ以上お金の価値が上がらないくらい高いので、未来は今よりもインフレ傾向になるはずです。

 

カーローンの話に戻ると、今の4000円と、10年後の4000円とでは、おそらく10年後の4000円の方が価値が落ちてるでしょう。なぜなら今、スーパーデフレだから、インフレになる確率が高いから。でも、10年先だとしても、4000円の返済“額”は変わらないのです。

つまり、インフレになる分、得をするということになります。

たんす預金は良くないというのはこういう意味なのです。

 

少し、小難しい話になってしまいました。こんな風に考えるとお金ってのはなかなか面白いし、複雑な面もあります。

日本では、このようなマネーリテラシーをあまり教育してこなかったのではないか?その証拠にお金の使い方が下手な人が多すぎる。印象ですが、私はそう感じざるを得ません。

 

あ、夜の店に行っちゃって無駄金を使うときはリテラシーもへったくれもないですけどね!w