メディア太郎日記

メディア全般のリアル体験記事

台風、ゴルフ、改編に総裁選

先週から多忙な状態が続いていました。

まずは台風。たて続けに9号、10号がやって来ましたね。特に10号は伊勢湾台風並みということで、泊まり込みで対応しました。そして、全米オープンゴルフが開催されますが、この番組のマルチ編成準備(延長対応)、10月からの改編による代理店などへの文書対応(枠時間が変わりますよ、番組が新番組になりすよという連絡と調整)。

さらに、自民党総裁選が14日ということで、その番組のマルチ編成対応・・。

 

9月6日日曜の深夜、台風特番が編成されることが決定。その日の夕方から会社の近くのドミトリーにチェックイン。

そこから、L字対応(画面の左側と下の部分に台風などによる被害、交通情報をいれるもの)、速報情報、CM移動などの作業が発生します。

そして台風が過ぎ去っても終わりではありません。多くの場所で停電が発生するので、それに連動して“停波”が起こってしまいます。

 

停波とは読んで字のごとく、電波が停止すること。

基本的には様々な災害を想定して備えていますが、残念ながら色々なことが原因で停波になるエリアも出てきてしまいます。

 

この停波は、例え1世帯でも届かない状態が発生したら、停波扱いとなり、総務省に連絡しなければなりません。

電波という、有限で免許・権利を得て行う事業であり「お上」にご報告しなければならないのです!

 

幸い、今回の停波はそれほど大きなものではありませんでした。

 

原因の多くは、あるエリアが停電してしまった場合、予備のバッテリーが起動するのですが、台風などの影響により停電が長期化してしまうとバッテリーが尽きてしまうのです。

ちなみに停電になったらそもそも対象エリアは家のテレビを見ることができませんが、例えば携帯で見ることは可能なので、“停波”ではありません。

 

バッテリーをもっと長く耐えられるものにすればいいじゃないか?!という意見もありそうですが、そのためには莫大な費用とメンテナンスが必要です。

 

中継局といいますが、1つの県(エリア)に電波を飛ばすには数多くの中継局が必要で、その一つ一つを保守管理していかなくてはなりません。

 

特に面積の広い北海道や、離島の数が日本一の長崎(900ほどある)などは、数え切れないほどの中継局が存在するのです。しかも離島の場合、荒天であれば現地に安全に行くことにも時間がかかってしまう。

 

このような技術の下支えがあるからこそ“テレ”の“ビジョン”を配信することができるんだと毎度痛感し、裏方の方々の存在に感謝するわけであります。

(僕も裏方ですけど笑)

 

そんなわけで、停波した場合、番組とCMが流れないわけで、お詫び文書というものをたくさん発行することになります。

 

こうやって考えてみれば台風は自民党の総裁選より恐怖なのです。

 

政治家の皆さん、災害大国日本を守って下さい!僕もブログが書けなくなるんで!(´・ω・`)